「狂気の妹」フランドール・スカーレットに助手として拉致られ、はや九ヶ月――
「友達」作りのフィールドワーク中に魔法の森上空で奇妙な巨人に出くわしたフラン、ぬえ、こいしの三人だったが、その日を境に怪現象が三人を襲う。実験体に蔓延する奇病、図書館に侵食する謎の植物、そして奇怪な木人……姿の見えない侵略者の裏にはあの隙間妖怪の姿も見え隠れする。
果たして侵略者の正体は? そしてフランの研究には進展があるのか……?
※以下の設定は本作におけるオリジナルであり、全てが原作に一致するものではありません
EX三人娘の首謀者担当。通称フラン。
吸血鬼の館「紅魔館」に住む、公的には気が触れてると思われてる吸血鬼姉妹のマッドな妹君。どういうわけか「友達」作りに傾倒しており、外からぬえとこいしを拉致ってきて自分の研究に付き合わせている。
日頃から己の中に独自の思考空間を構築しており、突拍子もなく新たなアイデアを思いついては一人で笑い、一人で怒る。そのため紅魔館の内部でも気味悪がられているふしがあった。最近はぬえの尽力でもってわりと落ち着いてるほう。
EX三人娘のフォロー担当兼被害者担当兼本作品の語り手。
人里近くの妖怪寺「命蓮寺」に駆け込んだ、元・平安の大妖怪。寺暮らしで暇を持て余していたときにフランに拉致られ、なし崩しに彼女の助手になった。なお命蓮寺住職の聖白蓮からは功徳の一種として公認されている模様。
植えたものから正体を奪う使い魔「正体不明のタネ」を駆使した妖術を得意とするが、扱いが難しく立ち回りには常に工夫を強いられる。そのため現場から一歩引いた立ち位置を好み、また観察眼に秀でている。それらは常に暴走しがちなフランの手綱とりにもいかんなく発揮されることになる。
EX三人娘の賑やかし担当。
忌み嫌われ、能力を封じてしまったサトリ妖怪。代わりに無意識を操る能力を得た。
常に無意識に任せて行動しており、存在感がなく、よく忘れ去られる。たまにフラリと現れては周りから「そういやいたなこいつ」と突っ込まれるのがお約束。たまに作者も存在を忘れる。
なんだかんだでフランとぬえに付き合ってるので今の関係はさほど悪いとは(無意識だけど)思っていない様子。また彼女が気まぐれに地底から持ってくる「地霊殿の黄金」は三人にとって貴重な財源の一つになっている。
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