地霊殿は死んだ。

地底の誰にも
気づかれることもなく。

地霊殿の主、古明地さとりが突然失踪した。

地霊殿のペット達も、また枯れ行く薔薇のように、
地霊殿から次々と姿を消していく。

さとりはなぜ消えたのか。

どこへ行ったのか。

それを真っ先に調べるであろう、
さとりの「盟友」達は。

古明地こいしは、なぜか湖の紅い館で、
メイドになっていた。

霊烏路空は、なぜか山の上で神々と
寝食を共にしていた。

火焔猫燐は、なぜか八雲の式として、
怠惰な日々を送っていた。

彼女達は急激な環境の変化に戸惑い、
元の平穏な地霊殿での暮らしを取り戻すべく、
行動を開始する。

東方プロジェクト二次創作小説
博麗神社例大祭SP(2010年9月19日)
L-19b　偽者の脳内

新書2段　228ページ　1,000円(予定)

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