面白くない。そんな筋書きは。
妖怪の山に建設された架空索道が、試運転中に事故で崩落した。さとりは因縁の相手である神奈子に一泡吹かせるべく、こいし達に事故の調査を頼む。当初は守矢神社と白狼天狗の確執が原因と思われた事故だが、さとりはこの結論に違和感を覚えていた……。
ノベリストと言いつつ、小説書いてません。
久々に書くさとり様主人公の長編です。うちのさとり様は引きこもり気味なので、お燐やこいしが外回りを担当します。更に山の妖怪や神様の思惑をミックスしたら、アームチェア・デティクティブじみた群像劇が出来上がりました。